朝晩の冷え込みが厳しくなってきましたね。
晴れの日が続き空気が乾燥しているので、
体調を崩している方も多いのではないでしょうか?
雨が続くと売れるものや
気温が下がると売れるもの
など、
気候と商品の売り上げは、
実はとても深く関係しています。
気象情報を利用し、
仮説を立てて検証した販売促進計画を
【ウェザーマーチャンダイジング】
といいます。
ウェザーマーチャンダイジングを
実行することで、
1:自社商品の今後の売上を予測できる
2:事前に仕入れする量を調整できる
3:在庫のロスを減らして戦略的な
売上UPを狙うことができる
などのメリットが挙げられます。
例えば、気温が上がれば上がるほど
”売れる”と言われているのが
【昇温商品】
と呼ばれるもので、
代表的なものでいうと
アイスやかき氷、冷たい麺類など。
他にも
【雨天型商品】
と言われるのが、
雨具や、シャンプー・洗剤などの生活消耗品。
さらに
除湿器や乾燥機能付き洗濯機などの
大物家電です。
今年の梅雨時期に家電量販店に行くと、
除湿器コーナーは大盛況で、
例に漏れず我が家も、
除湿機能付きの空気清浄機を購入しました。
ちなみに今の季節は加湿器コーナーになっており、
エスカレーターを降りた目の前の
一番目立つ場所にレイアウトされており、
部屋の広さ別、メーカー別、プラスアルファの機能別など、
消費者の視点で見やすいように陳列されているのも
特徴です。
他のコーナーに比べて従業員の数が揃っており、
商品を見ているお客様への声がけが
とても素早いというのも販売に力が入っている
ということですね!
つまり
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商品の販売戦略に合わせて
店内の導線を調整する
―――――――――――――
ということです。
いま”売りたいもの”をどのタイミングで
お客さまに目に触れてもらうべきか
意識して陳列や場所を検討する
という方法ですね。
では・・・
ECサイトの場合はどうでしょうか?
実はECサイトでも、
【ウェザーマーチャンダイジング】は
非常に重要な戦略の一つなのですが、
勿体ない導線・レイアウトになっていることが
少なくありません。
ネットショップを制作するのは
それなりの時間と労力がかかりますので、
作るだけで満足しがちですが、
季節や天候から、
今どの商品を主力とするべきなのか?
これを想定し、
自社商品や客層から
サイトの中の
ゴールデンライン
(買い物客の目にとまりやすい場所)
を意識して、
商品やバナーの位置を配置する
必要があります。
夏の売れ筋商品が
秋になってもゴールデンラインにあるのは
とても勿体ないです。
「送料無料まであと少し」
といったバナーの表示や、
この商品をお買い上げの方は
この商品もセットで購入しています」
といった関連商品を並べるのも有効です。
季節の変わり目のこの時期、
是非ウェザーマーチャンダイジングを活用した戦略を実行してみてください。
また、その結果をデータ解析しより効果的な配置を考え、
ベストな状態に更新し続けるECサイトを作れると理想です。
今後、PRやブランディングに関するお役立ち情報を発信していきますので、
よろしくお願いいたします!